神経痛 症状

「神経痛治療ナビ」トップ ＞ 坐骨神経痛とは？

成人男性が多くかかるという、神経痛。
坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫されて痛みが生じる状態を言い、通常はおしりから太腿の後ろに痛みが引き起こされるものです。
おしりから足の先まで伸びている長く重要な神経を坐骨神経と呼びますが、
かなりの長さになっているため痛みを感じる範囲が広いのが問題です。
症状が進行すると、痺れが足先にまで広がってしまったり、指先まで痺れが引き起こされる例もあります。

天候などの影響を受けて、症状の程度が変化し、いつまでも症状が長引くようです。
椎間板ヘルニアやぎっくり腰に現れるように、急に痛みが生じることはありませんが、
このことが治療の時期を逸してしまう元凶でもあります。
我慢できないほどではないので、あえて病院で診察してもらわなくても構わないと思う人も少なくありません。

痛みや痺れのトラブルも、限られた動作をしたときに生じる場合が多いため、
この動作をしないように注意することで治療しようとしない人も見受けられます。
坐骨神経痛の治療を施さない生活を送ることによって、一層症状をひどくさせるケースもあります。
坐骨神経痛は、長時間同じ姿勢を続けることが原因で生じる可能性が高い症状であり、高齢者のみのものではないのです。

骨盤や股関節などの歪みが発生すると、筋肉に負荷がかかり、筋肉が腫れてしまいます。
腫れを引き起こした筋肉は、坐骨神経に刺激を及ぼしてしまい、痛みが発生するようになります。
解消されないままの疲れや歪みから発症してしまう坐骨神経痛ですが、症状は突然出てくるのです。
症状を自覚するまでの時間は人によりけりですが、誰でも発症の危険性はあると考え、普段の姿勢に注意しましょう。